双曲面コンタクトは、これまで不可能だと考えられていたパフォーマンス要件を満たす最新の設計です。独自のコンセプトからなる本製品は、最高水準のパフォーマンスを実現するコネクタで採用されています。双曲面ソケットの最も重要な特徴は、縦軸方向に対して一定の角度で弦を張る直線状のワイヤーによって形成される双曲面形のスリーブです。
このスリーブにピンが挿入されるとワイヤーが伸縮限度内で引き伸ばされ、ピンを確実に取り込みます。これにより、ワイヤーはピンを包み込んで多くの連続する接触パスを提供します。右側の図でその様子をご覧ください。
ワイヤーの低質量とその結果としての低慣性により、接触を失うことなくピンの非常に極端な軌道に従うことができるようになります。テストでは、連続して 300 g’s を超えています。
ピン表面のワイヤーのバニシング作用は非破壊であるため、通常設計のプラウおよび擦り付けるようなアクションとは異なり、双曲面の優しい適合アクションはその寿命を向上させます。
低接触抵抗によって、荷重を受けた空気中の温度上昇が緩やかになります。これにより、より大きな荷重下でも同じサイズのコンタクトを使用できることがあります。
共通サイズ#22 以下では、コンタクトごとに平均 1 オンス未満。
他の設計でのポイント接触とは異なる多数のライン接触により、低接触抵抗を実現する優れたインターフェイスを提供します(多くの場合、MILスペック許容の半分未満)。また、この特徴によって、荷重下でのコンタクトの実行をより低温で行うことも可能です。